1日目・8/18(土)

ディスクブレーキロードで参戦可能な種目が拡大!

例年にない猛暑に見舞われた2018年の夏、シマノ鈴鹿ロードの1日目は、それまでの猛暑も一段落し、秋を思わせるからっとした晴天に恵まれました。

朝一番の5ステージ・スズカの第1ステージが始まるとともに、2日間のレースも幕を開けました。
ディスクブレーキロードを楽しむ方が徐々に増えつつあることから、本大会でも参加可能な種目を大幅に増やしました。昨年登場したディスクブレーキロードの部に加え、1時間サイクルマラソンや個人タイムトライアル、チームタイムトライアルのJCF未登録とレディース、そしてエリートでもディスクブレーキロードの使用が可能になり、さっそく愛車でレースに出場する選手も見られました。

この日はソロとチームを含めおよそ2150人が出走した人気種目・2時間エンデュランスや、土曜日だけで600人弱がエントリーした1時間サイクルマラソンなどの人気種目も行われました。中でも2時間エンデュランスは、第一走者の選手たちだけでも1300人ほどが出走し、安全のためにパレード走行の後にリアルスタートが切られました。その多さから先頭がスタートしてから後続の選手がスタートするまで1分以上かかるほどでした。

ほかにも5周の部、3周の部、2周の部、小学生限定のレースなど様々な種目が分刻みのスケジュールでスタート。各レースでスプリント賞(※)や表彰台をかけて熱い闘いが繰り広げられました。

※スプリント賞:コースの途中にスプリントポイント地点を設け、指定された周回数で上位通過した選手に規定のポイントを与え、合計ポイントが最も高い選手を表彰するもの。合計ポイントが同点の場合は、スプリントポイント地点を1位で通過した回数が多い選手を上位とします。1位通過回数でも同点の場合は、先にゴールした選手を上位とします。

2日目・8/19(日)

全日本選手権の出場権をかけたシマノ鈴鹿ロードレース クラシックも開催

前日に引き続き、朝から秋を思わせるからっとした晴天に恵まれた大会2日目。この日最初のレースのマスターズ40+は、スプリント賞や順位をかけて同世代の選手たちが熱いバトルを繰り広げました。最年長のマスターズ60+には70歳代の選手も出場。かと思えば、大会を締めくくるエキシビションレース・バンビーノには小学校入学前の子どもたちが集結し、中には2カ月の女の子も。シマノ鈴鹿ロードが老若男女問わず楽しめる大会であることを物語っていました。

シマノ鈴鹿ロードは、初心者から国内トッププロまであらゆるレベルのサイクリストが参加できるのも特徴。今年からJCF公認大会・大阪車連主管として、全日本選手権の申込資格獲得大会となったシマノ鈴鹿ロードレース クラシックには、国内有力チームの選手とクラブチーム所属のトップアマチュアが参戦し、大会最高峰のレースにふさわしい熱戦を展開。また、2日間で5つのステージを戦う5ステージ・スズカも、個人総合・チーム総合の争いが決着する最終ステージのフィニッシュの瞬間まで有力クラブチームによる熱いレースが繰り広げられました。一方、レース初参加の方々が参加された体験レースでは、サーキットコースを走るのが初めてという人も多かったものの、事前に安全講習会を受けてサーキット走行や集団走行のコツを学んでおり、マイペースでのびのびと走る選手が多かったことが印象的でした。

2日間にわたって開催されたイベントでは、自転車を楽しむために役立つ知識を学べる知っ得講座、自転車を安全に乗りこなす方法を学びながら実践するウィーラースクールを開催。また、電動アシストスポーツ車やディスクブレーキロードの試乗車も登場した試乗会、さまざまなブランドの最新モデルが展示された出展社PRブースなど、様々な催しも行われました。さらに大会の最後を締めくくる恒例の抽選会では、多くの参加者がステージ前に集結し、豪華賞品の行方を巡って大盛り上がり。今年も盛況のうちに大会が幕を下ろしました。

主催者からのお願い!

来年こそエントリーミスによる出場不可や順位認定の取り消しなどをゼロに!

熱闘が繰り広げられたシマノ鈴鹿ロードですが、「エントリーをされていながら出走が出来なかった」「出走をして結果を残したのに、後日失格となってしまった」「入賞賞品を大会本部に送り返していただいた」といった悲しいことが今年も多く発生しています。そのほとんどすべてがエントリー時に「参加資格」をよく読まれなかったことに起因しています。
レースの参加にはエントリー費や交通費、宿泊費など多くの費用が発生しているにも関わらず悲しい結果にならないように、来年度は「参加資格」「参加可能車両」などエントリー時の重要項目を熟読の上でお申込みいただき、「エントリー間違いゼロ!」を達成できますよう心よりお願い申し上げます。




第35回シマノ鈴鹿ロードの写真を販売!


第35回シマノ鈴鹿ロードを記録した写真を、オールスポーツコミュニティのウェブサイトで販売しています。(こちらのサイトはシマノが運営しているものではありません)

●オールスポーツコミニュティ ウェブサイト〈http://allsports.jp/
●第35回シマノ鈴鹿ロード 掲載ページ〈https://allsports.jp/event/00596345.html