試乗・PR〈プロモーションブース〉



シマノ プロモーションブース

ロードバイクコンポーネント・105の最新モデルや電動アシストユニット・STEPSを展示。バイクフィッティングのデモも実施

今年のシマノブースは、目玉級の展示が目白押しでした。そのうちのひとつは、上位モデルのテクノロジーを受け継いでモデルチェンジを果たしたロードバイクコンポーネント・105の最新モデルを紹介。従来のキャリパーブレーキに加え、このシリーズ初の油圧式ディスクブレーキもラインナップ。手の小さな人向けのSTIレバーや最大34Tのスプロケットに対応するなど、女性やマイペースでサイクリングを楽しみたいというニーズにも応えるモデルチェンジとなったことから、多くの来場者が関心を寄せていました。ブースで製品をチェックしていた参加者の女性は「手の小さな人向けのSTIレバーは握り安さが格段に違った。自分のバイクもこれにしたい!」と感想を話してくれました。
もうひとつの目玉は、シマノ・バイカーズフェスティバルに引き続き、シマノの電動アシストユニット・STEPSを搭載した国内で取り扱いのある電動アシストスポーツ車9モデルがずらりと展示されたこと。各メーカーのブースでは試乗車も用意され、試乗して専用の用紙にコメントを記入した人にはシマノのタオルが当たるキャンペーンも実施されました。シマノ鈴鹿ロードでは比較的競技志向の強いサイクリストが多く参加しますが、そういった方からも「脚力が衰えたとしても自転車に乗れるので、自転車人生を長く楽しめるのがいい」といった声があったそうです。
さらに今年はセンターハウスでシマノが展開するフィッティングサービス・バイクフィッティングのデモも行われました。実際のフィッティングの流れを解説しながら、フィッティングでポジションを調整することでペダリングやフォームが改善され、身体のストレスが軽減されてパフォーマンスが上がり故障が少なくなることが説明。また、この会場にはPROの製品が展示され、ステムやハンドルのサイズ展開の豊富さに驚かれる方もおられました。



各社プロモーションブース

ディスクブレーキロードや対応ホイールが充実。SNS利用型の企画も

シマノ鈴鹿ロードの出展社PRブースは、サイクルショーにも負けないほど多くのブランドが並ぶのが特徴。今年もサイクリストにおなじみの自転車やパーツ、サイクリングアパレルのブランドに加え、自転車用キャリアをはじめとする関連製品のブランド、サイクリストを歓迎する自治体など50以上のブースが出展しました。
今年はキャノンデールやトレック、スペシャライズドなどをはじめ各ブランドより次々にディスクブレーキ仕様のエアロロードが発表され、これらのブースではさっそく最新のモデルを展示。試乗車を用意するブースもあり、希望者が次々と訪れていました。ディスクブレーキロードの普及に伴い、各ブースでもディスクブレーキ対応のロードホイールやチューブレス対応ホイールが展示されました。あるブースの関係者は「ディスクブレーキは、制動時にリムが熱くならないので、チューブレスとの相性がいい。チューブレス方式は、乗り心地の良さや転がり抵抗の少なさにメリットがあるので、これからチューブレス化とディスクブレーキ化はロードバイクでも進むはず」と来場者に説明していました。
電動アシストスポーツ車を扱うブランドでは、それぞれ試乗車も用意されました。シマノのユニットはもちろん別ブランドのユニットを組み込んだバイクもあり、電動アシストスポーツ車市場が一気に拡大する予感を感じさせました。
他にもローラー台の試乗やパワーメーターの体験、サイクルシューズやアイウェアなどの試着など、来場者が実際に体験できる企画も例年通り多くのブースで見られました。

●出展社PRブースの様子はこちらでご覧いただけます。
「FRESH!」サイクリングチャンネル