ここ数年は「これぞ夏!」というべき好天のもとで行われたシマノ鈴鹿ロード。今年の大会初日の予報はくもりと微妙でしたが、参加者の皆さんのパワーで(?)雨に降られることなく初日を迎えることができました。
オープニング種目は、今年も5ステージ・スズカ第1ステージ。号砲とともに、2日間で5ステージ、106.6kmを走破する長い戦いの火ぶたが切って落とされました。選手たちは夏の到来を待ちわびていたかのように朝一番のレースにもかかわらず熱いバトルを展開。一気にレース会場のボルテージを高めました。
これに引き続き、オープンやビギナー、ユースなど、様々なレベル・クラスの個人種目が行われ、多くのライダーがしのぎを削りあいました。

初日の華は、チームTTと2時間エンデューロ。このうち、チームTTでは、女性サイクリストの増加を受けて、今年から女性チームのためのレディースクラスが登場。女性だけのチーム同士で表彰台を目指して戦いました。また、チームTT・Bにはシマノレーシングやブリヂストンアンカー、宇都宮ブリッツェンなどJプロツアーの強豪チームだけでなく、ツール・ド・フランスに出場したジェレミー・ロワを擁するFDJなどの海外招待チームも出場。次元の違う走りで観客を魅了しました。

また、2時間エンデューロには、およそ1600チームが出場。ソロで自分の限界に挑戦する選手、人数別クラスやフラットバークラス、レディースクラスで仲間とわいわい楽しむチームなど、思い思いにサーキット走行を楽しみました。
初日のレースを締めくくるのは、タイムアタック順位決定戦。予選を勝ち抜いた20人の猛者が、脚力を競いました。好タイムが記録されるたびにギャラリーからは歓声が上がり、最後まで会場全体の熱気が冷めることはありませんでした。


初日とは打って変わって、夏らしい陽気となった大会2日目。オープニングレースは、年齢別クラスのマスターズで、40+、50+、60+と立て続けにスタートしました。このクラスではスターターを選手のお子さんやお孫さんが務めるケースも。ピットウォール沿いには応援に駆けつけた家族の姿が多く見られ、選手として走るお父さんやおじいさんに暖かい声援を送っていました。

初心者向けのビギナー、小学生たちによるビギナーに引き続き、この大会の人気種目のひとつ1時間サイクルマラソンが行われました。2日間で約1600人のライダーが出場するほどの人気種目。基本的には個人種目ですが、中学生以上であれば老若男女問わず参加でき、マイペースで走れるため、チームメイトや家族、カップルなどで仲良く走るほほえましい光景も見られました。

サブイベントが充実しているのもシマノスズカロードの特徴。サイクルライフナビゲーターの絹代さんや、かつてツールに出場した元プロ選手・今中大介さん、シマノレーシングの野寺秀徳監督らによる「知っ得講座」をはじめ、スポーツバイクの基礎を学べるウィーラースクール、協賛各社が出展するプロモーションブースなど、レースの合間やレース後に多くの参加者が足を運んでいました。
午後は5ステージ・スズカの最終ステージ、エリートなど、競技志向の強い人向けの種目も行われ、炎天下のもとで激しいバトルが繰り広げられました。

この日のメインイベントは、もちろん国際ロード。今年はツール・ド・フランスで総合敢闘賞を獲得したFDJのジェレミー・ロワ選手が国際ロードに出場することになり、レース前から例年以上に会場のボルテージが高まっていました。ホストチームのシマノレーシングをはじめとする「Jプロツアーの国内有力チーム」対「海外招待チーム」の真剣勝負は、国内最高峰のレースにふさわしい見応えのあるものでした。
大会を締めくくるのは、小学校入学前の子供たちによるバンビーノと名物イベント・大抽選会。選手、サポーターら、参加者みんなが笑顔になって、今年のシマノスズカロードは幕を下ろしました。

 

第28回シマノ鈴鹿ロードレースを記録した写真およびゴールシーンの画像を上記のウェブサイトで販売しています。
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