スタート前には恒例となったオープニングセレモニーが行われ、スキル・シマノ勢をはじめとする海外招待選手のほか、国内招待選手、実業団トップチームの選手たちがチームごとに入場。別府史之選手はここでウイリーを披露するパフォーマンスを行い、会場を盛り上げました。
午後2時40分、号砲とともにレースはスタート。海外招待選手がペースを上げ、いきなり超ハイペースの展開となりました。序盤は決定的な逃げは決まらなかったものの、3周目にスキル・シマノ勢を中心とした16人の逃げが決まります。メイン集団で落車が発生した影響もあり、タイム差は1分以上に拡大。逃げ切りが濃厚となりました。その後13人になった逃げ集団では、スキル・シマノのほか、シマノレーシング、ブリヂストンアンカー、愛三工業、マトリックス・パワータグ・コラテックの選手たちが熱いバトルを展開。人数の面で優位に立ったスキル・シマノ勢が積極的にアタックを繰り返します。
決定的な動きがあったのは最終周回。スキル・シマノのデコルト選手のアタックに、シマノレーシングの阿部嵩之選手が反応。最後はふたりの一騎打ちとなり、デコルト選手が勝利を収めました。注目の別府史之選手は4位でゴール。上位5人中3人を独占したスキル・シマノ勢が圧倒的な存在感を示しました。





2日間で5ステージ・106.6kmを走る5ステージスズカ。初日のオープニングレースの1ステージでは、2周目にスプリントポイントを獲得したチームしまうまの大塚航選手がゴールスプリントを制し、リーダージャージを獲得しました。続く第2・第3ステージは、総合リーダージャージの行方を大きく左右するTTステージ。第2ステージの個人TTでは、大塚選手は3位となり、リーダージャージをキープ。1日目の最終ステージとなる第3ステージのチームTTは、リーダージャージの大塚選手を擁するチームしまうまが早い段階で3人になってしまい、苦戦が予想されましたが、ステージ優勝したチームミニットマンから2秒66差の2位と健闘。翌日の第4ステージでもリーダージャージの大塚航選手がまたしてもステージ優勝。最終第5ステージでも大塚選手はしっかり2位に入り、圧倒的な強さで初日から最終ステージまでリーダージャージを守りました。最終ステージで果敢に逃げたチームぴっとの榊原健一選手など、各ステージで存在感を示す選手はいましたが、全体として大塚選手の強さが際立ちました。チームしまうま勢は、最終的に個人総合の上位3位を独占し、チームの総合力も見せつけました。