横一列になって一斉スタートするスーパーDは、1着でゴールした選手が優勝という、わかりやすいレース。今年は最後の最後でドラマが生まれました。コースはDHの途中2箇所に上り区間を加えたもので、DHの能力と競り合う力、そして上り区間での脚力が要求されるハードなレースです。レースは、スタートと同時に選手が狭いシングルトラック入口に向けて猛ダッシュ。川瀬祐史選手(Crazy Chikin)が先頭でここを通過、続いて増澤拓也選手(堅ウルフ/B&S_Energy)、三上和志選手(3UP)の順です。
シングルトラックを抜けてゲレンデに三上選手、増澤選手の二人がそろって姿を現すと、下から見ていた大勢のギャラリーから、大接戦に「オー、スゴイ!!」「イケー!!」と声援があがります。
ラストのハーフパイプセクションに入った時点では三上選手が先行、このまま逃げ切りかと思われた最終コーナーで後の増澤選手がインを突き、三上選手はバランスを崩して転倒。増澤選手が1位でフィニッシュ。三上選手もすぐに立ち上がってゴール。駆け寄った増澤選手と堅い握手を交わし、互いの健闘を称えあう姿が印象的でした。
優勝した増澤選手は今まで2年連続2位。3年目にして念願の1位を獲得しました。





土曜日の雨でできたぬかるみが乾ききらず、試走の時から泥だらけになる選手が続出。このため、第1ヒートはなかなかタイムが伸びず、晴れ間が見え始めた第2ヒートで記録更新を狙います。コースコンディションも徐々に良くなり、ほとんどの選手が第1ヒートから大幅にタイムを縮めてきます。フィニッシュ付近には大勢のギャラリーが集まり、ラストのハーフパイプセクションを攻める選手を応援。ゴールと同時にコールされる好タイムに「オー!」という歓声が沸き起こっていました。
とりわけ盛り上がったのがMEN2クラスの第2ヒート。ダントツトップの松下彰選手の記録‘3分05秒25’がコールされると、驚きの
声があがり、2位の山田選手に8秒もの差をつけて見事2連覇を達成しました。MEN1クラスは、藤田翔也選手と関翔太選手のティーンエイジャー対決で盛り上がり、リジットオープンクラスでは、昨年3位の堀田昌希選手が2位に0.02秒の僅差で優勝。例年以上に見どころの多いバトルが繰り広げられました。